ポジションとは売り又は買いの残高がある状態です。
外国為替証拠金取引を初めて口座を開設し売買注文が成立するまでの間はポジションがまだない状態ですが、いずれかの注文が成立するとポジションがある、「ポジションを持っている」なんていう状態になります。
売り又は買いをしたのと同数の逆の注文をして取引が成立すると、再びポジション無しの状態に戻りますが、とりあえず大抵はヘマをして取引中止にならない限り、何らかのポジションを持った状態で過ごすことになります。
もちろん、一回ごとに利益確定させて、寝ている間はポジションは持たないという方針でもOK、その方が良い場合もありますね。
IFD注文やOCO注文で状況が変わるまでは見守るという人が多いでしょう。
為替相場は刻一刻24時間変動するので、仕事から帰ったて見たら思いがけないポジションに変わっているということも、ままあることです(良い場合も、悪い場合もあり)。
さて、買い注文が成立し、逆の取引で利益確定させるなり損失確定させるなりするまでを「買いポジション」とか「ロングポジション」といいます。
逆に売り注文を先に入れて買い戻すまでの間は「売りポジション」ないし「ショートポジション」といいます。
株式では空売りは原則できません。
最近は一般投資家も空売りがさせてもらえるのですが、あくまでも証券会社が持っている株を借りて売っているという実体があります。
本当に存在しないものを売っているわけではありません、つまり、買い戻して証券会社に返す責任が、あんまり意識していませんが存在します。
商品先物や外国為替証拠金取引は売りから先行することも、ごく当たり前にあるので、売りポジションで入ってそのまま、ずーと売りポジションで利益を出し続ける(一部確定させながら)ということもありえます。