指値注文(リーブオーダー)とは「売り」または「買い」の価格を指定した注文ことです。
注文どおりの取引が成立するとはとは限らず、売買の価格が折り合わなければ売り買いは実行されません。
あらかじめ予定利益に達成する売買価格で指し値注文をいておけば市場の動きを監視し続ける必要がなく、取引が成立しない間は定期的に指値の再検討をするだけで、ある程度放って置いても良いし、売り買いのタイミングを逸したり、誤ったりということも防げます。
価格を指定する指し値注文だけじゃなく期間を限定した注文もリーブオーダーに含まれます。
この場合には期限内に取引が成立しなければ注文は自動的にキャンセルです。
指定価格以下なら買う、指定価格以上なら売る正指値注文、指定価格以上なら買いで指定価格以下なら売るストップ注文、その日の最終取引までに成立しなければキャンセルのデイ(DAY) 、無期限の指値注文ジーティー・シー(GTC)、一週間限定のワンウィーク(1week)、正指値逆指値を同時に出すオー・シー・オー(OCO)、指値取引が成立したら自動的に逆の指値取引がセットされるイフ・ダン(If Done)などリーブオーダーには多くのバリエーションがあります。
投資家は様々な形式のリーブオーダーを駆使して利益の追求とリスクヘッジのバランスを取りながら取引を行います。